■『歴史群像』(学研)4月号発売 ■P156〜165
【肥前の老虎 鍋島直茂 −その男、簒奪者にあらず】

/全国の書店で販売中/
歴史家・中西豪氏渾身の特集記事。かつて佐賀、鍋島直茂をここまで綿密に解説した全国誌があったでしょうか。無い。必携・太鼓判。
さすが中西先生というべきか、通り一辺の記事でも、概説に終始するものでもありません。めちゃくちゃ充実している。
★各章/ 「日峯様史観」と「猫化け騒動史観」の狭間で / 龍造寺と鍋島氏 / 今山合戦の「真実」 / 龍造寺 分国支配の要として/ 沖田畷合戦前後 / 秀吉と直茂 / 領主交代の完成 /
龍造寺・鍋島・佐賀の戦国時代の魅力を全国誌上で喧伝できるのは、まず今は中西豪氏しかいないでしょう。
地元の研究者さんたちも幾人か存じ上げて居るけれど、基本は(内向き)の研究であることと、発表の場が無い事で、どうしても良い情報が、表にでてこない。学会などでは、それは研究もずいぶん進んでいるのでしょうけれど、一般の我々は知りようもない。
中西豪氏はもっと積極的に、佐賀内で起用されるべき歴史作家だと思います。この雑誌を読めば、分かるはず。
まずは皆さま、いま書店に並んだばかりの『歴史群像』4月号、手に取られて、お読み下さい!
地元のローカルな地名や人名や情報が、全国誌なのにも関わらず、ふんだんに盛り込まれてあり、佐賀人にはとてもうれしい!